イケル・レクオナは、LCRホンダのアレックス・リンスに代わって、シルバーストンで開催されるイギリスMotoGPに出場することになる。リンスは先月のムジェロでのクラッシュで負った右足の負傷からまだ回復中である。レクオーナは現在、ホンダの公式ワールドスーパーバイクチームに所属しており、今シーズンすでにMotoGPに2回出場している。彼はスペインGPではレプソル・ホンダのマルク・マルケス、アッセンでのオランダGPではジョアン・ミルの代わりを務めた。ミルとマルケスはともにシルバーストーンで負傷から復帰すると予想されている。レクオーナは現在ワールドSBK総合13位で、2023年バルセロナでのスーパーポールレースで確保された4位がこれまでの最高成績だ。
レクオーナはリンスの早い回復を祈りつつ、最善を尽くしてチームを助けたいとの意向を表明した。彼はまた、シルバーストンのレイアウトに対する好意について言及し、機会を与えてくれたホンダファミリーとLCRに感謝した。しかし、シルバーストーンでのイギリスGPに参加したことで、両イベントが同じ週末に開催されるため、チームHRCから鈴鹿8耐に参加できなくなった。レクオーナに代わって長島哲太が就任した。
参考: https://www.motorcyclenews.com/sport/motogp/2023/july/iker-lecuona-silverstone-lcr-honda/